宮沢りえ、ほぼすっぴん公開「撮影時、とても苦しかった」作品、共演者、スタッフへの思い吐露
女優・宮沢りえが26日、ほぼすっぴんショットを公開した。公開中の主演映画「月」のオフショットで、同作についての思いを吐露した。
「月」は、芥川賞作家・辺見庸氏の小説が原作。「舟を編む」(2013年)などで知られる石井裕也監督がメガホンを取った。実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにしたストーリーで、宮沢はスランプになり、重度障がい者施設で働きはじめた小説家・堂島洋子を演じている。劇中では、すっぴんに近い状態で出演している。
SNSに投稿したのは、美しさは失っていないが、決して華やかではない地味めなショット。宮沢は「『月』の撮影時の写真。とても苦しかった、、」と苦悩しながら撮影に臨んでいたことを告白した。続けて「でも、作品として、価値のあるものにしたいと、監督、スタッフ、キャストが、目指すべき方向に、同じ方向を目指していた時間は、かけがえのない時間でした。」と一丸となっていた現場の思いをつづった。石井監督が跳ねるような動きを見せている動画も掲載し「いろんなことを背負った。同志の背中。。。」とコメントした。