１日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」では、茨田りつ子（菊地凛子）の覚悟がにじむシーンが描かれ、ネットでは一時、モデルとなった「淡谷のり子さん」がトレンド入りした。

　この日の「ブギウギ」では、梅丸が解散となり歌う場所がなくなったスズ子（趣里）に、大阪に戻ってきてほしいという依頼がくる。だが大阪も自由に歌える環境ではないことがわかり、スズ子は羽鳥（草彅剛）に相談する。

　羽鳥は「東京、大阪とかは問題じゃない」「君が楽しめる場所で歌えばいい」と助言。この日行われる茨田のライブのチケットをスズ子に渡す。

　スズ子は茨田の舞台を見て感動。終了後に茨田に会いに行く。「久々に胸の奥をぐっとつかまれた」と感動を伝えるスズ子に、茨田は「当たり前でしょ。こっちは楽団抱えてるのよ？雇われのあなたとは覚悟が違うの」とバッサリ。「誰に何を言われようと、舞台にかじりついてでも自分の歌を歌うのよ」と伝える。

　「自分の歌…」と言うスズ子に、茨田は「はぁ、イライラする。あなた、歌いたいんじゃないの？なら人の歌に感動してないで、歌いなさい！」と言い放つ。

　茨田のモデルはブルースの女王といわれた淡谷のり子さん。ネットではすぐに「淡谷のり子さん」が一時トレンド入り。「生前のりつ子さんのモデル淡谷のり子さんをギリギリＴＶで観ることができる世代でよかった」「今日の歌ってるりつ子さんの表情が、本当に淡谷のり子さんに見えて感動した」「淡谷のり子さん、ガチで戦中にもスタイル貫いてたって聞いたけど、すごい苦労だったろうな…」「淡谷のり子さんの覚悟がすげぇ…」など、感動の声が上がっていた。