中田カウス会長「正統漫才なんてない」マンゲキ9周年&森ノ宮3周年会見

 会見に登場した上方漫才協会・中田カウス会長
 肉体美をアピールしたゆりやんレトリィバァ
 上方漫才協会・中田カウス会長(右)からマイクフォローされるダブルヒガシ・大東翔生(左)
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 上方漫才協会会長で漫才師の中田カウス(74)が1日、大阪・よしもと漫才劇場で行われた「よしもと漫才劇場9周年&森ノ宮よしもと漫才劇場3周年」記念記者会見に出席した。

 この日にそれぞれオープン9周年、3周年の節目を迎えた両劇場はM-1グランプリやキングオブコント、R-1グランプリ、THE Wなど賞レースで活躍する若手を多数輩出している。カウス会長は「型を破るのが漫才。型ができそうになると次から次に登場する若手がどんどん型をつぶしていく。新しいものを作っていきます」と芸をアップデートする重要性を説きながら若手の台頭を喜び、「正統漫才なんてないです。人を傷つけることや下ネタ以外は何をやってもいいと思います。それが漫才のよさです」と語った。

 会見には、大阪の劇場で活躍する吉田たち、ビスケットブラザーズ、さや香、スナフキンズ、隣人、イノシカチョウ、カベポスター、ダブルヒガシ、天才ピアニスト、ハイツ友の会、田津原理音、ゆりやんレトリィバァと、東京のヨシモト∞ホールや神保町よしもと漫才劇場で活動するコットン、レインボー、ナイチンゲールダンス、金魚番長も登壇した。

 昨年の漫才頂上決戦「M-1グランプリ2022」で佐賀県をイジるネタを披露して準優勝したさや香・新山は「M-1でネタをやらせてもらって、佐賀からすごくお仕事をいただいたが、遠すぎて全部行けなかった」と告白。「まだ直接の謝罪に行けてないので来年こそ行きたい」と話した。

 9日に行われる「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」の決勝に出演予定のゆりやんレトリィバァは上着を脱ぎ自慢の肉体美を披露した。

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