「ひるおび」八代弁護士、日大アメフト部廃部方針も「ほとぼりさめたら復活する」 廃部決定は「組織防衛のためだけ」

 弁護士の八代英輝氏が1日、TBS系「ひるおび!」に出演。薬物問題で廃部の方針が決まった日大アメリカンフットボール部について言及した。

 番組では、日大が文部科学省に提出した“改善計画”の中で、アメフト部を廃止(廃部)する方針を承認したと報告していることや、廃部撤回を求める現役部員へのインタビューなどについて伝えた。

 大学側が廃部の理由を明らかにしていないことに、八代氏は「要するに『アメフト部を廃部にします』っていうのは早期に補助金の受領を再開したいという中で、厳しい処分を行ったという姿勢を見せたい、いわゆる組織防衛のためだけにやっているんじゃないかと。その背景で、学生達が犠牲になってしまっている」と執行部を斬り捨てた。

 「私は薬物事犯が複数、そして寮内で行われたということは非常に重たいことだと思っているんですね。ですので廃部ということが最終的に決まっても、それはやむを得ないことだという立場」と廃部という結論に異論はないとしながらも、「関わってない学生達の受け皿であったり、転校先であったり。そういったものをいろいろ配慮して、それを理由の中に説明してから世の中に発表すべきであって。まず廃部ありきというスタンスはおかしいと思う」と、薬物事案に無関係な学生達へのフォローができていないと指摘した。

 続けて「日大のやり方って、結局、廃部にしたとしても1年、2年ぐらい同好会という形で続けさせて、ほとぼりが冷めたら学連への復活を申請して、またアメフト部を作るんだと思うんですね、結局は」と予測。その上で「今いる学生、これから入ってくる学生だけが犠牲者となってしまうのはいくら何でも不公平ですし、スポーツをする人権というものを奪っているなと感じますね」と話した。

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