俳優・寺田心（１５）が２日、大阪市内で主人公の少年・ラジャーの声優を務めた劇場版アニメ「屋根裏のラジャー」（１５日公開）の親子試写会に登場。観客からの質問に答えた。

　１年ほど前にアフレコを終えたが、その時期が「声変わり直前、ギリギリ」だったといい、「危ない時期に収録させていただいた」と笑わせた寺田。子供たちの質問に答えながら「『コロちゃん』っていう黄色いクマのぬいぐるみがいて、その“子”と想像の世界で話をしていたよ」と子供のころを振り返った。

　子供たちに夢について聞かれると、「何事に対しても諦めない、好きな気持ちを持つって大事。時間は有限。中学に入って、ほんとに時間がなかった。友達と遊んでたりすると、あっという間に中学３年になるんだ。時間が過ぎるのは早い。遊んでたいじゃん、ゲームしたいじゃん、でも、（１日）３０分でも１０分でも、夢のためのちょっとした勉強をしたり、ね」と優しく語りかけ、会場をうならせた。

　１１月に放送されたテレビ番組では、中学に入り、身長が「４０センチ伸びた」と明かし、「成長痛で脚が痛くて、寝られない時もあります。腰がバキバキッって鳴ります」と告白して驚かせていた。中学入学時は１２７センチだったという。