シンガー・ソングライターのあいみょん１日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」での“大やらかし”を悔やんだ。

　あいみょんはＭステでアニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」（８日公開）の主題歌「あのね」を披露した。順調に情感たっぷりに歌唱していたが、中盤の「孤独を映す影や歩幅」という部分で、「孤独を映す」というフレーズがすっぽりと抜け落ちてしまった。一瞬「しまった」というような表情で上を見上げ苦笑い。歌唱後には顔をしかめながら両手を合わせて小さく頭を下げた。かろうじて「ありがとうございました」とあいさつしたが、両手で頭を抱えた。

　Ｍステ直後には車で移動しながらニッポン放送「あいみょんのオールナイトニッポンＧＯＬＤ」の生放送。「久々に大やらかしをしまして、モケモケの帽子の中、マグマぐらい熱くて」と生々しい感想を語った。ＭステのスタジオではＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの山田涼介に「大丈夫、大丈夫」となぐさめられたという。

　その後はＭステの感想を語ったが「間違えたことで頭いっぱいいっぱいで」と心ここにあらず。「リハーサル３回とも平気やったのに。緊張したんかな、悔しい…」と無念の思いを語った。

　いてもたってもいられなかったのか、「オールナイト-」放送中にＸ（旧ツイッター）を更新。「Ｍステ歌詞飛んでしまった泣きそう、帽子の中、マグマぐらい熱くなった…悔しい、もっとがんばる！ありがとうございました！」とコメントした。

　ネットからは「逆に貴重でした」「誰でも失敗してしまうことありますよ～みょんちゃん可愛かったよ、ありがとう」「どんな人にも、ミスはあります。完璧な人なんて何処にもいませんし、反対に、貴重な瞬間を見させて頂きました」とフォローの言葉。事前に録音した歌声をかぶせるアーティストもいるだけに「それも含めてリアル」と生の歌声一本だったあいみょんをたたえる声もあった。