はるな愛、突然借金1億円の恐怖告白 ラブラブ旅行が分岐点「LINEでもらっていい?」の重み力説
タレント・はるな愛が1日深夜に放送されたテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演し、1億円の借金を背負った経緯を明かした。
はるなは「彼氏にダマされて、1億円の借金、知らぬ間にですよ。詐欺師と付き合ってしまいました」と告白した。「彼氏」とは1994年、はるなが22歳のころに交際していた。交際期間6カ月という短期間で1億円の借金を背負うことになったという。「彼氏」は実際はニューハーフ専門の詐欺師で、他のニューハーフも被害に遭っていたことが後に発覚した。
「彼氏」はニューハーフクラブに客としてやってきた、反町隆史のようなイケメンビジネスマン。すぐに告白され交際するようになった。付き合い始めから結婚をにおわせ、将来についても語っていたという。
最初のデートでは200万円の指輪をプレゼントされた。付き合ってすぐにファーストクラスで香港旅行にも行った。現地ではリムジンが待ち、超高級ホテルに宿泊するなど夢のような時間を過ごした。ただ、はるなは幸せいっぱいだったが、「彼氏」は裏で勝手に印鑑を作り、印鑑証明も取っていた。印鑑証明を取るための身分証や個人情報は、香港旅行の際にあずかったパスポートから盗み取っていた。
弁護士によると1990年代は現在よりも制度が不十分で、顔写真のない保険証でも印鑑証明を作ることができた可能性がある。さらに「現在でも印鑑カードを入手すれば印鑑証明は簡単に発行できる」という注意点も示された。
何も気付かずに過ごしていたある日、はるなの母から連絡があり、はるなが代表となっている会社が設立されていることを知らされた。さらに「あんたが連帯保証人で1億円借りたって書いてあるんだけど、あんた何してんの?」と聞かれた。パスポートなどの住所が実家となっていたため、母の元に郵便物などの通知が届いていたのだ。
「彼氏」が詐欺師だということにようやく気付いたが時すでに遅し。はるなの元には1億円の借金だけが残っていた。弁護士によると、これまでの超豪華なデート代やプレゼント代も会社の借入金から回収されていたという。
はるなは教訓として「怪しいと思ったら恋人の発言をデータに残そう」と提示。「大事なせりふ」と前置きして「それ、LINEでももらっていいですか?」と伝えた。お金の相談、結婚についての発言もデータとして残すことが大事だと強調した。「すぐにスクショ」することも重要だと指摘。相手が察してコメントを消去する前に残すことをすすめた。