麒麟・川島明が３日放送のＴＢＳ系「人生を変えた言葉」に出演。相方田村裕が著書「ホームレス中学生」でブレークするも、自身は仕事がなかった時代に、あまり交流がなかった有田哲平が伝えてくれた一言を明かした。

　当初はコンビの漫才活動が中心だったが２００７年に「急に相方が本書いて２２５万部売れて、どこ行っても先生先生と言われ、かなりの格差」と回顧。「年収でいったら単純に２億つけられて」と明かした。相方の仕事についていくも、川島にはピンマイクがつかないことも当たり前のようにあったという。

　マネジャーに頼んで取ってきてもらったピンの仕事が「お笑いファンの人とボウリングする仕事」だったという。特に自身のファンでもなく他コンビのファンの女子たちとボウリングする仕事ながら、折角マネジャーが取ってきてくれた仕事なので場を盛り上げていたが…女子たちとハイタッチしていた途中で「頭の線がパンと切れて」と、自分は何をしているのか、ここからゴールデンとか行けるのかと落ち込んだという。

　深夜番組に少しだけ出ていた時期に、テレビ局でたまたまタクシーを待っていた有田と遭遇。挨拶すると有田に「ああ、たぶん次、川島くんだから」と言われたという。

　仕事がなく困っていた時代だったが、あまり交流もなかった有田から、仲間で飲んでいると川島の名前が出ると伝えられ、驚いたという。

　「それだけ伝えてくれた。見てる人は見てるよって。ウソやんと。ガチガチなって」と振り返り、そこから有田にも番組に呼んでもらい、小さい仕事にもコツコツ打ち込んだと説明。「たぶん有田さんとかその辺の方が、どこかで川島使ってあげたらええのにと言ってくれてたんだと思う」と語った。