「ブギウギ」小夜ちゃんがいてよかった お調子者一転、スズ子に寄り添い乙部のりえ説を一掃【ネタバレ】
5日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、ついに日本が戦争に突入。六郎を亡くし、取り乱すスズ子(趣里)を、あの小夜(富田望生)が必死に支えるシーンが描かれた。
この日の「ブギウギ」では、六郎の戦死の手紙を読んだスズ子は、現状を受け入れられず呆然。手紙は誤報だと信じ込む梅吉(柳葉敏郎)に、スズ子は「わからへん言うてるやろ!」と自分の気持ちをぶつけてしまう。
小夜は、スズ子に知らせず楽団に向かい、楽団員に事情を説明。「なんて声かけたらいいかわからない」と言い、スズ子はしばらくは来られないと伝える。
だがスズ子は気丈に楽団事務所にやってくる。「わてがしっかりせえへんと」と言ってチラシを配りに行こうとするも、小夜はチラシを取り上げ「頼むから休んで」と泣きそうな表情で訴える。スズ子は「気を遣わせてしまうか」と笑って事務所を後にするも、心配した小夜は、後を追いかけ、立ちすくんでいるスズ子を見てしまう。
取り乱すスズ子を必死に抱きしめる小夜。余計な事は言わず、ただただスズ子と一緒に泣き「ここにいるからなんでも言うてくんさい」と寄り添う…。
田舎から出てきて、弟子入り志願しながら、梅吉と泥酔し、一度はスズ子に追い出された小夜。人気漫画「ガラスの仮面」に出てくる乙部のりえのように、スズ子のピンチに乗じて楽団を乗っ取るのでは?という心配の声が後を絶たなかったが、この日の小夜の振る舞いを見てネットは「小夜ちゃんがいてよかった」「絶対大丈夫じゃないのに大丈夫なフリをする。そんなスズ子の内にある思いを吐き出させることができたのは小夜ちゃんがいたから」「六郎の代わりに寄り添い抱きしめてくれる小夜ちゃん」「小夜ちゃん ありがとう」など感謝の声が相次いでいた。