男女逆転「大奥」 大河の慶喜像が完全崩壊 バカ連発の慇懃キャラにネット悲鳴

 5日に放送されたNHKドラマ「大奥」では、徳川慶喜(大東駿介)が、女将軍の家茂(志田彩良)の死を「千載一遇の好機」などと言い放つなど、今までの数多くのドラマで描かれた慶喜とは一線を画す鼻持ちならない慇懃無礼キャラとして描かれ、反響を呼んでいる。

 徳川慶喜といえば、同じNHKの大河ドラマ「青天を衝け」で、草彅剛が演じた慶喜が記憶に新しい。穏やかながら、頭の切れる人物で、渋沢栄一が生涯尊敬した人物として描かれていたが、「大奥」での慶喜は、和宮が「己に帝の血筋が入っていることを何より誇りに思っているような男」と軽蔑するような、プライドが服を着ているようなキャラ。

 家茂の前でも、攘夷派を「バカどもは時に流れに飲まれていなくなったというわけですな、ギャハハ」と平気でバカ呼ばわり。有力大名たちで参預会議を開くことにするも、この会議を帝に提案したのが薩摩だと知ると「己の事を賢いと思ってるバカ者ほど、始末に負えぬバカはおらぬ」などと暴言を吐き、参預会議をご破算にしてしまった。

 そのことを家茂に詰問されるも、「薩摩の芋の下につくなど…」と言い出し、家茂も呆れ果て。孝明帝もそんな慶喜を「あれは人のついてこん男や」と軽蔑していた。

 極めつけは、家茂急死で長州との和睦協定を結ぶには「千載一遇の好機」と勝海舟にいい、勝も絶句する…。

 ギラギラした目つき、思いやりのかけらもない物言い、将軍でさえも下に見るプライドの高さ…。ネットでも大東慶喜は話題となっており「徳川慶喜の描き方に腰を抜かす」「草彅剛さんが残した穏やかな文化人の印象を大東駿介さんが吹き飛ばした」「この人、本当に渋沢栄一が尊敬してた人なの?」「いろんな媒体でよくしてきた徳川慶喜のイメージがガンガン下がっていく」「青天を衝けで爆上がりした徳川慶喜株がストップ安」「大東駿介の小悪党キャラが堂に入っててたまらん」などの声が上がっていた。

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