堺正章 77歳ド迫力ステージ!!観客興奮の12曲 かまやつJr.と「あの時君は若かった」コラボ披露

 歌手でタレントの堺正章(77)が6日、都内の名門ジャズクラブ「ブルーノート東京」でライブを行った。8月に喜寿を迎えた堺は「ギリギリですよ。ポーズとったりするとフラつきますから」と話しながらもパワフルな声量で圧巻のステージを披露。ザ・スパイダース時代のヒット曲「夕陽が泣いている」「バン・バン・バン」など全12曲を熱唱し、詰めかけたファンを歓喜させた。

 喜寿とは思えない大迫力のステージに、耳の肥えたファンらから拍手と大歓声が送られた。

 開演前に取材に応じた堺は、パワフルな歌声の秘訣(ひけつ)について「声が出るのは大きいステージで声を使っていたからでしょうね。筋肉や声帯の訓練ができていた。いつか歌えなくなる日は来るでしょうけど、今はまだちょっと歌える。スパイダース時代は僕にとって基礎工事。あれがなかったら僕らのビルは足元から崩れていたかもしれない」と当時を懐かしんだ。

 「77歳でギリギリ50代(の歌い方)をやっている。無理があるに決まってる。70代のステージができるようになれば、説得力や魅力も出てくるんでしょうけど。まだ若い時のままでやってる。僕の中にロックンロールをやってた名残があるから」と思いを明かした。

 この日は「ザ・スパイダース」の元メンバーで、2017年に亡くなった歌手のムッシュかまやつさん(享年78)への追悼をテーマにステージを披露。ムッシュさんの長男で歌手・TAROかまやつ(53)と代表曲「あの時君は若かった」をコラボ唱。同曲はTAROが生まれる2年前の曲だと話し「お父さんと昔歌っていた曲を息子と僕らと。(歌う姿を)横で見ていて感激しましたよね」と万感の思いを語り、全12曲を熱唱した。

 会場から「10年後も歌っていてほしい」と声をかけられると「事務所みたいなこと言わないでよ…。会社は僕が絶対倒れないと思ってる。いつか倒れてやる」と笑わせていた。

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