宝塚 雪組10日まで中止「安全に実施することが困難」前日は開演時間過ぎて急遽中止
宝塚歌劇団は8日、本拠地・宝塚大劇場の雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」の同日から10日までの公演を中止すると発表した。
公式サイトに「雪組 宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』は、公演を安全に実施することが困難なため、12月8日(金)~12月10日(日)までの公演を中止させていただきます」と掲載。12日以降の公演実施については、10日中に案内するとした。11日は当初から休演日となっている。
千秋楽は13日。人気スター和希そらが退団を発表しており、本拠地に別れを告げる。通常なら、退団者は千秋楽の日に、黒紋付きに緑の袴(はかま)という正装で大階段を降り、あいさつするのが恒例となっている。
同公演は、5日も「舞台上のトラブル」で芝居の途中で約30分間中断。さらに7日の午前11時公演も「出演者の体調不良のため、回復の見込みが立たない」として開幕時間を約15分過ぎたところで急きょ中止発表。午後3時半からの公演は予定通り実施されていた。