水上恒司 特攻隊員役で「今、日本が平和なうちに戦争をもっと知って」真珠湾攻撃にも言及し熱弁

 俳優の水上恒司が(24)8日、都内で行われた福原遥(25)とW主演を務める映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」初日舞台あいさつに出席した。

 同作はSNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になった累計発行部数70万部を突破した小説が原作。現代の女子高生(福原)が1945年の日本にタイムスリップし、そこで出会った特攻隊員(水上)に惹かれる物語。

 水上は作品について、「この作品は2時間という短さで戦争というものを描いた作品」だと紹介し、「この作品に出ているのは戦争のごくごく一部でございます」と説明。

 1941年の12月8日は日本が真珠湾攻撃を仕かけた日という事にも触れ、「人類の戦争史上で、加害者と被害者がはっきり別れているっていうのはほとんど無い。そういう事を踏まえた上で、今、日本が平和な内に、その両方の立場を冷静に見ていただきながら、この映画をきっかけに、戦争というものをもっともっと知ろうと思ったり、伝えていこうと思ってくださったら、この作品を世の中に出した意味があると思う」と熱く語っていた。

 最後には「きょうはその第一歩として、家に帰った後に大事な人や家族に愛情ある言葉をかけてください」と映画を見終わった観客へアピールしていた。

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