紅しょうがTHE W涙の優勝 熊元プロレス、賞金は「返済、ホスト、歯」「卒業できたらと思っていた」

 悲願の優勝を果たした紅しょうがの熊元プロレス(左)と稲田美紀(撮影・出月俊成)
 自身の抜いた歯を確認する紅しょうがの熊元プロレス(撮影・出月俊成)
 自身の抜いた歯を確認する熊元プロレス(左)とあきれる稲田美紀(撮影・出月俊成)
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 「女芸人ナンバーワン決定戦 THE W 2023」決勝が9日、東京・日本テレビで行われ、熊元プロレス(33)、稲田美紀(34)のコンビ「紅しょうが」が、7代目女王に輝いた。結成10年目、決勝は4年連続5度目の常連コンビが悲願を達成し、賞金1000万円を手にした。

 予選では相撲ファンを題材にしたコントで圧勝し、最終決戦へ。最終決戦では「スカートがパンツに入り込み、パンツ丸出しの女」という個性的な題材で爆笑をかっさらい、スパイク、エルフとの吉本対決で、過半数の4票を集めた。2人は優勝が決まると、肩を組んで涙。熊元はうなずいて、「今日がクリスマスや!」と叫んでいた。

 会見で、稲田は「優勝したんかなと思ってるくらいで、涙は勝手に流れてきた。今まで何か優勝してきたことがなかったので、(熊元へ)いっしょにやってきてくれてありがとう」と感謝。熊元は「今年で10年目、半分THE Wに出ている。卒業できたらと思っていたので…二人で取れたのは良かったなと思ってます」と感無量のようすだった。

 昨年は最終決戦に進出したが、悔しい3位に沈んだ。今年は東京進出を果たし、熊元は「何の結果もなく東京に出てきた。覚悟を持って出てきたので、今年優勝できて良かった」と強い思いを明かした。

 優勝賞金の使い道には、稲田は「結構いい焼き肉かな。お世話になった人に使うと決めてたんで」。熊元は「いろいろお世話になって、お友達にも融資していただいている。ここから忙しくなるので、月々返済させていただいて。お世話になっているホストの方にもパーティさせていただきたい」と周囲への感謝に使うという。また「今年入れられるあてもないのに、(右奥の)歯を抜いてきてしまって。やっと歯を入れられるぞ」と約100万円の歯を入れたいと意気込んでいた。

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