「THE W」審査員「英断に本気さを感じました」緊迫の20分!ネタ途切れる音声トラブル
お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが9日、審査員を務めた「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」でのトラブルに言及した。「THE W」は日本テレビ系で生中継されたが、最終決戦に進出したコンビ・スパイクのネタの冒頭で、音声が聞こえず、スタジオの音がそのまま放送されてしまうトラブルがあった。
野田は放送終了直後にX(旧ツイッター)にコメントをポスト。「紅しょうがおめでとうございます!」とまずはチャンピオンを祝福した上で「音声トラブルで視聴者投票止めた英断に大会側の本気さを感じました!」と日テレ側の判断を評価。最後に「とにかくこの大会の審査は疲れる」と本音もこぼした。
「THE W」では視聴者がテレビのリモコンを操作して勝者と思う側に投票する「国民投票」を採用していた。芸人審査員6人と「国民投票」の7票で勝敗を決める形だったが、音声トラブルを受けて最終決戦については国民投票を中止とした。
放送では最終決戦の3組がネタ披露した後で水卜麻美アナウンサーが「スパイクさんのネタの時の冒頭に、こちらの問題で音声のトラブルがありまして、みなさまに明確に聞き取れなかったということがありました」と説明。「公平な審査ができなくなってしまうので、せっかくみなさまにご参加いただけるところで申し訳ないんですが国民投票はここの回に関しては中止とさせていただきます。大変申し訳ありません」と謝罪した。
トラブル発生から水卜アナの説明までは約20分。時間のない中で極力公平性を保とうとした日テレ側に野田は賛辞を送った。