１１月８、１５日にＴＢＳ系「水曜日のダウンタウン」で放送された「名探偵津田」で大学生の助手・理沙を演じ、その美貌でネットを沸騰させたのが女優の森山未唯（２３）だ。

　放送後は１０００人ほどだったインスタグラムのフォロワーが約１万８０００人、Ｘのフォロワーが約１万６５００人と爆増。英語は実用英語検定１級でビジネスレベル、独学した韓国語もＫポップイベントでＭＣ兼通訳を務めるレベルというハイスペックぶりもネットで話題となった。

　「地上波の注目のある作品に出るとこんなにたくさんの方に知っていただけるんだなと思ったら、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました」

　子役出身で、テレビ朝日系「笑顔がごちそう　ウチゴハン」に山口智充と江角マキコの娘役でレギュラー出演するなど活躍したが「一度きりしかない学生生活に集中しよう」と芸能生活を中断。留学やダンスなど学生生活を満喫したが、大学のゼミで映画「ラストサムライ」などのキャスティングディレクター・奈良橋陽子氏に話を聞いたことがきっかけで「この道をもう一回やろう」と決意した。

　今後は「いろいろな人が知ってくれるように、いろいろなことに一つずつ取り組みたい。海外作品にも挑戦したいので、そういう機会にも出会えるよう着実にやっていきたい」と考えている。

　憧れは米倉涼子で「ミュージカル『シカゴ』を見た時、こんな人になりたいって思って」。もう一つ、「奈良橋さんにキャスティングしていただく形で再会することを目標の一つとして頑張っています」と瞳を輝かせた。

　◆森山未唯（もりやま・みゅう）２０００年３月１４日生まれ、神奈川県出身。７歳から中３まで子役として活動。テレビ朝日系「笑顔がごちそう　ウチゴハン」のレギュラーをはじめ、ドラマ「菊次郎とさき」「ゲゲゲの女房」などに出演。２１年、キャンパスアワード２部門受賞。今年はドラマ「刑事７人」「やわ男とカタ女」などに出演。特技はダンス、野球選手モノマネ。趣味はトランプマジック、野球（右翼）など。身長１６０センチ。