新星・長澤樹と窪塚愛流が北の大地で共演 若手監督と二人三脚で難役乗り切る
女優の長澤樹と俳優の窪塚愛流が、宮嶋風花監督の長編商業デビュー作となる映画「愛のゆくえ」(24年3月1日公開)に出演することが11日までに明らかになった。
「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で実施された若手映像作家の発掘と支援を目的とする「クリエイターズ・ファクトリー」出身の宮嶋監督による半自伝的作品。北海道を舞台に孤独な少年少女の喪失と再生が描かれる。
「First Love 初恋」や「ちひろさん」などネットフリックス作品で存在感を示している長澤は、セリフがほとんどない中、本心を内に秘めた難しい役どころ。ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」への出演が話題を呼んだ窪塚は、怒りと悲しみが入り混じった多感な青年を演じる。
監督、窪塚と年齢が近く、長澤は「勝手にお兄さんお姉さんみたいに思っていました。それくらい親身になって寄り添って頂き、二人三脚で撮影していたなと思います」と回想。
窪塚も「慣れない土地での芝居は、想像以上に厳しく、時には悔しい思いもしました。そんな中でも監督と長澤さんとのコミュニケーションが自分の大きな支えになりました」と振り返るように、若き3人の化学反応を北の大地で映像に焼き付けている。