男女逆転「大奥」ついに最終回 日本銀行発表の日に新札の顔がラストを飾る大団円

 NHKドラマ「大奥」は12日、最終回を迎えた。1月からSeason1が始まり、10月からSeason2がスタート。「大奥」イヤーの締めくくりは、この日新紙幣の発行開始日が発表された、“新札の顔”だった。

 この日の「大奥」では、西郷隆盛(原田泰造)と勝海舟(味方良介)の会談途中に、西郷の物言いに激怒した和宮(岸井ゆきの)が別室から突入。和宮は西郷が誰も見た事がない錦の御旗を勝手に作って軍を先導したと指摘し、帝からの「裏切り者は岩倉と薩摩」という手紙を世に知らしめると脅す。結果、西郷は徳川側の言い分を飲み、江戸城の無血開城が実現した。

 その後、大奥にいた男たちは城を去り、瀧山(古川雄大)は米国を相手に商売をすることに。商談のため汽船で渡米したが、その船には天璋院(福士蒼汰)も乗船していた。天璋院は瀧山に自分をやとってほしいと訴え、渋々ながら瀧山はそれを受け入れる…。

 その船には女性の初の留学生も乗船しており、その中の1人の幼い女の子が瀧山の風で飛ばされた帽子を拾い上げる。天璋院はその帽子を取りに行くと、その女の子は一緒に行く女学生仲間から「まだ6つなのに外国へやられるなんて父が酷いって。でも英語を身につけるなら早いほうがいいって梅が行きたいって父に頼んだのです」と、自分の名前は梅だと自己紹介した。

 梅とは日本人女性初の留学生となり、のちに津田塾大を創設する教育者となる津田梅子のことと思われる。

 偶然にも最終回が放送された12日は、日本銀行が新紙幣を来年7月3日に発行すると発表していた。津田梅子は新5千円札の肖像に決まっている。

 ネットでも大奥ラストに津田梅子登場で「堂々と女性として海を渡る津田梅子で締めるラストが眩しく鮮やか」「津田梅子新札の話題がニュースになった日の最終回というのはもはや2度とない放映のタイミング」「最終回に津田梅子が出たのと同時に新札にも津田梅子が!」などと話題となっていた。

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