長谷川京子が語る女性の本音 フジテレビ系「トーキョーツキイチMTG」で「もっと開放的に」

 女優・長谷川京子(45)が、11月にスタートしたフジテレビ系「トーキョーツキイチMTG」(第3土曜、深夜1・45。関東地区)でMCを務めている。女性たちが普段ちょっと話しにくいことをとことん語り合い、悩みや情報を共有する“夜の雑談バラエティー”。1人の女性として、2児の母として輝きを放ち続ける“ハセキョー”が、等身大の本音を赤裸々かつカジュアルにさらけ出している。

 長谷川は番組コンセプトを「女性の身体のこと、健康のこと、生きづらさのことを本音で語ることがファッションになる世界を」と説明。今話題の卵子凍結や生理事情など、従来話題にしづらかったトピックスにも真正面から切り込む。

 「私もずっと個人的に、女性としての生きづらさを感じていたというか、女性が社会と関わっていく時の閉塞(へいそく)感みたいなものがなくなって、もっと開放的になって楽しくワクワク生きていけたらと考えていた。今回いただいた企画が自分の気持ちと合っているなと思っていまして、こういう時代がやっと来たかと思いお受けしました」

 華やかな芸能界の最前線で生きてきた長谷川でも、女性としての「生きづらさ」を感じてきたというのは意外だ。16日深夜の第2回放送は「仕事と育児の両立、無理じゃね?」がテーマ。「私の仕事は、他者の手を借りる選択が比較的できる環境ではあると思いますが、実際に子供の病気とかで学校から電話がかかってきたり、子供の行事を把握していないといけないのはお母さんの方だったりしますよね」。多忙な仕事の傍ら、2児の母として育児に奮闘してきた実体験を明かす。

 サバサバとしたキャラクターもあいまって、ゲストとのトーク回しは実にナチュラル。「一番怖かったのは、女性の愚痴みたいにはなりたくなくて。訴えるとか主張するという番組ではなくて、女性同士の中でもう少し楽になったり、もう少しこういう事実を楽しんでいけばいいっていう環境を作りたい」。肩の力が抜けた空間作りはこだわりだ。

 「男性にも見てほしい。でも『見て見て!』とかじゃなくて『見て~♪』っていう感じ。男性って強要すると拒絶しちゃうから」とほほ笑む。

 モデル、女優として第一線で走り続ける一方、私生活では結婚、離婚を経験し、母として日々子供たちと向きあう。「ここまで経験したことって自分の宝だなって思ってます」。今の長谷川だからこそ、伝えられることがあると自負する。

 「女性って、年齢によって身体や精神が著しく変化していく生き物。ネガティブにとらえられることもあるけど、そこに人生の機微がある生き物だなと思ったりする。それを一緒に楽しんでいけたらいいなと思います」

 放つオーラはしなやかで、ポジティブだ。

 ◆長谷川京子(はせがわ・きょうこ)1978年7月22日生まれ、千葉県出身。ファッション誌「CanCam」専属モデルとして活躍し、「ハセキョー」の愛称で人気に。00年に女優デビュー。ドラマ「僕だけのマドンナ」「華麗なる一族」、映画「桜田門外ノ変」など出演作多数。抜群のファッションセンスやスタイルでも注目を集め、現在は下着のプロデュースも手がけるなど活動の幅を広げている。一男一女の母。血液型B。

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