杉咲花 ヒロインの壮絶人生に「心を侵食される瞬間あった」

 舞台あいさつに登壇した杉咲花(左)と戸田彬弘監督
 舞台あいさつに登壇した杉咲花(左)と戸田彬弘監督
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 女優・杉咲花(26)が17日、都内で行われた主演映画「市子」大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

 出生時から過酷な宿命を背負ったひとりの女性・市子の切なくも壮絶な人生を描いた作品。真夏の撮影期間に重たいシーンの連続だったというが、杉咲は「暑さとかだるさみたいなものが、演じるうえですごく作用していた」と述懐。一方で、自身の中での役との切り替えについて「これだけ引力のある作品で、心を侵食されるような瞬間もあって。そうなりかけるときほど市子と距離を置くようにしてました」と告白し、「衣装を脱いでホテルに帰ってきたときに、お腹すいたなとか自分の感覚に素直でいることを心がけていました」と明かした。

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