松本潤 「どうする家康」最終回パブリックビューイング&トークショー 「本当に幸せな1年半」感謝、感謝で閉幕

 「どうする家康」の最終回パブリックビューイング&トークショーに出演した松本潤
 客席を背に笑顔を見せる(左から)古沢良太氏、松嶋菜々子、溝端淳平、松本潤、松本若菜、小手伸也
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 嵐の松本潤(40)が17日、静岡市の静岡市民文化会館ホールで、主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回パブリックビューイング&トークショーに共演した松嶋菜々子(50)、小手伸也(49)らと登場した。家康が晩年期を過ごすなどしたゆかりの地で「本当に幸せな1年半で、これからも残るものがたくさん得られた」と撮影を振り返った。脚本を務めた古沢良太氏からは花束を渡され、感謝で声を震わせた。

 すすり泣く声が響いていたホール内は、最終回の放送が終わると割れんばかりの拍手に包まれた。

 家臣たちがそれぞれ家康に感謝を伝えるラストシーン。松本は「やっぱり思い出しますね。晩年の駿府城のシーンは1人での撮影ですけど、みんなの顔を鮮明に思い出すことができました。その表情を撮ってもらった」と回想。「芝居なんですけど僕にとっては宝物のような瞬間だった」としみじみと話した。

 その後は脚本の古沢氏が登壇。「松本さんが一番大変だったと思いますが、情熱と責任感を持って現場を引っ張っていってくれて、僕も書き切ることができました」と感謝。花束を渡して降壇しようとする古沢氏を松本が止め「僕の方こそ古沢さんの本があって最後まで頑張れました。大変なことや、乗り越えられないかもしれないこともあったけど、どういう意図なのか必死に追いかけました」と声を震わせ感謝した。

 現場では、常に先頭に立って撮影を引っ張った。家康の母・於大の方を演じた松嶋は、「みんなが松本さんを支えたいと思っていたと思うが、松本さんがみんなをまとめる力が一番だったかな。スタッフ一人一人が『殿、これからもついて行きます』と熱く言っていて、こんな現場は見たことない」と話した。

 胸を突く言葉に松本も呼応する。「本当に幸せな1年半でした。これからも残るものがたくさん得られたと思います。全ての関係者にこの場を借りて御礼申し上げます」。そして視聴者へ「『どうする家康』を愛してくれて、本当に本当にありがとうございました」。さまざまな感謝の気持ちが飛び交う中、長い物語は幕を閉じた。

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