KinKi Kids 通算66回目の東京Dで全26曲熱唱「今この光景が全て」激動の1年の思い吐露

 オープンカーで登場したKinKi Kidsの堂本光一(右)と堂本剛(撮影・金田祐二)
 熱唱する堂本光一(右)と堂本剛
 最後のあいさつで声を詰まらせた堂本剛
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 人気デュオ・KinKi Kidsが17日、コンサート「Promise Place」東京ドーム公演の最終日を迎えた。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)にとって激動の1年となったが、最後のあいさつで2人は思いを吐露。堂本光一(44)は「こうして2人でステージに立っていること。今この光景が全て」と呼びかけ、堂本剛(44)も「皆さんと一緒に美しい未来を見られたら」と感極まりながら言葉を紡いだ。

 アンコールも含め全26曲を歌い終えた2人は、5万5000人に語りかけた。

 「皆さん、不安に思うことも多い日々かもしれませんが、こうやって2人でステージに立っていること。今この光景が全てだと思ってください。また皆さんとの時間、1ページ1ページが刻めたらと思います」。光一は、今後もKinKi Kidsとしてあり続けることを誓った。

 剛も続いた。「皆さんとこうして一緒にいれる時間をどうすればつなぐことができるのか、毎日、一生懸命考えています」。そして、「強い気持ちの中で…」と言いかけると声を詰まらせ「皆さんと一緒に、美しい未来を見られたらなと思います」と涙をこらえた。感極まった相方の様子に、光一はすかさず「リアルな声だと思います」とうなずいた。

 力あふれるパフォーマンスを繰り広げた。爆音とともに、オープンカーに乗って現れ、47枚目のシングルとなる新曲「シュレーディンガー」を披露。華やかな幕開けにふさわしいアップテンポな楽曲に、ボルテージは最高潮に達した。

 デビュー翌年の98年から立ち続けている東京ドームでの通算公演回数はこれで通算66回。2人が保持する「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新した。

 「今年もこのドームのステージに立てることうれしく思っております」。光一は感謝の思いをかみしめ再会を約束した。「この楽しい時間をどうか、また来年も迎えられるように大切にしまってくださればと思います。またお会いしましょう」。2人は手を上げ、笑顔でステージを後にした。

 光一の45歳の誕生日となる1月1日から2日間は京セラドーム大阪で公演を開催する。

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