元宝塚星組トップ娘役・夢咲ねね「2024年のはじまりはぜひフレンチ版『赤と黒』で」

フレンチロック版「赤と黒」の魅力について語る夢咲ねね
「赤と黒」でレナール夫人を演じる夢咲ねね(撮影:岡千里)
「赤と黒」ジュリアン役の三浦宏規とレナール夫人を演じる夢咲ねね(撮影:岡千里)
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 宝塚歌劇団元星組トップ娘役で女優の夢咲ねねが、東京芸術劇場プレイハウスで上演中のフレンチロックミュージカル「赤と黒」のレナール夫人を演じ、好評を得ている(27日まで)。来年1月3日~9日には、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。

 今回夢咲が演じているのは、美しい野心家の主人公ジュリアン(三浦宏規)が家庭教師を務めたレナール家の妻で、禁断の恋に落ちるレナール夫人役。在団中には可憐なマチルド役で「赤と黒」に出演しており、「当時もレナール夫人がとても魅力的で、憧れた役でした」と振り返る。宝塚版でのレナール夫人は「貞淑で自分の意見よりも三歩下がったイメージ」だったというが、今作では「貞淑な妻でありながら、自己主張もしっかり。ジュリアンという未知の男に出会って、本来の自分の姿を取り戻す」女性として描かれている。

 今回、フレンチロック版への出演に「作品が新しく生まれ変わる時に挑戦でき、スゴクうれしい」と笑顔を浮かべた。この作品は今春、星組のトップスター礼真琴の主演で上演された。夢咲も後輩の舞台を観劇したが「楽曲とストーリーは同じでも、演出が違うだけでこんなにも違う作品になるの!?というのも面白い」と語る。さらに自分が出ていない場面も「ヒリヒリと、心がすごく動く」という。

 フレンチミュージカルということで、楽曲もハード。「かっこいいですよね。ロックの中にも情緒があるんです。ロマンチックなところもすごく感じますね」と楽曲の良さに笑顔。「キャストも適材適所で素晴らしい」という作品の大阪公演は1月3日が初日。「2024年のはじまりに、ぜひこの『赤と黒』をご覧いただければ」とアピールしていた。

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