藤井聡太王座 王座就位式に登場 八冠かかったタイトル戦「勝てたのは本当に幸運」

 師匠の杉本昌隆八段(左)から花束を受け取り、笑顔を見せる藤井聡太王座(撮影・西岡正)
 羽生善治会長(左)の横で允許状を持ち、笑顔を見せる藤井聡太王座(撮影・西岡正)
 笑顔でトロフィーを持つ藤井聡太(撮影・西岡正)
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 将棋の藤井聡太王座(21=竜王・名人・叡王・王位・棋王・王将・棋聖との八冠)が22日、都内で行われた「王座就位式」に出席した。

 藤井王座は10月に王座を獲得して、前人未到の八冠を達成。その王座戦シリーズを「本当に大きな注目をいただくシリーズで、その中でできることがうれしいと思うと同時に高揚感、そして緊張感もありました」と述懐。「勝つことができたのは本当に幸運だった」と謙虚に話しつつ「課題が多いシリーズだったと思いますが、それを前向きにとらえて、来期、よりよい将棋が指せるようにしていきたい」と早くも気を引き締めた。

 師匠の杉本昌隆八段(55)も駆けつけ、花束贈呈。藤井王座と対戦相手の永瀬九段の研究会を以前から見ていたことから、互いに対局に敗れた数日後に2人で研究会を行っていた姿が印象的だったといい「あらためて2人を見て、この2人が強いのは当然だなと思った」と振り返った。そして「私は2人の研究会の様子を、毎回タダで見させてもらって申し訳ないなと思ったりもしてます」と話して、会場の笑いを誘っていた。

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