PINK SAPPHIREギタリストTAKAさんが死去 10年がん闘病の末
女性4人組ロックバンド・PINK SAPPHIREのギタリストのTAKAさんが12日に亡くなっていたことが22日、分かった。バンドの公式Xで発表された。10年間、乳がんの治療を受けていたという。
Xには「PINK SAPPHIREのギタリストTAKAが、2023年12月12日に永眠いたしました」と報告され、「TAKAの冥福を祈ると共に、これまで応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます」と締めくくられている。
TAKAさんは4月にフェイスブックで「去年のちょうど1年前、もうすぐGWに入ろうかという時期に『余命宣告』を受けました」と告白。「化学療法(抗がん剤)の治療をしなければ余命一年」などと書かれており、10年間、治療を続けていたこともつづられている。ブログによると乳がんを患っていたことがつづられている。
今年6月にアップしたブログによると、肝臓への転移が広がっていること、「乳がんではないけど、国立がん研究センター中央病院でひとつだけ受けられる治療があると分かった」と状況を説明。生前最後となった10月31日のブログでは「何とか元気で頑張っています。がん治療ですが標準治療で出きることはなくなってしまい、今は在宅診療をしながら家でのんびり過ごしています」とつづっていた。
PINK SAPPHIREは、「三宅裕司のいかすバンド天国」で人気となりメジャーデビュー。デビュー曲の「P.S.I LOVE YOU」がドラマの主題歌となり、大ヒットした。