ＭＢＳ入社２年目の海渡未来（かいと・みく）アナウンサー（２４）が２２日、大阪市内の同局で、ＭＣを務める「花園魂！全国高校ラグビー大会ハイライト」の会見に俳優の大谷亮平（４３）、元ラグビー日本代表主将の廣瀬俊朗氏（４２）と出席した。

　今回からＭＣに就任した海渡アナは、高校時代に創作ダンス部で全国３位、大学時代に水上スキーのインカレで優勝した経験の持ち主。「ＭＢＳの中で指折りのアスリートアナウンサー。もちろんスポーツ局が放っておくわけもなく」とディレクターの大西史恭氏が話すとおりスポーツ番組に多数出演しており、これまでサッカーや選抜高校野球、ゴルフ中継を担当してきた。

　海渡アナは「高校・大学は部活動に全てをささげたような学生生活だったので、高校も大学も“最後の大会”がきのうのことのように思い出される。悔しい思いもしたんですが、今思うとその一瞬、一瞬がキラキラしていたと思います」と自身の体験を紹介。高校３年生の妹と年齢が近いラグビー選手と接することに「兄弟のような気持ちでお話を聞いたりして、お二方（大谷・廣瀬氏）とはまた違った目線で選手たちの声などを伝えられるように頑張りたい」と思いを明かした。

　前年に続き２年連続でＭＣを務める大谷は、ロケで選手のタックルを受けた時を「去年では分からなかったレベルの、高校生ラガーマンのスピードやパワーを体感した。一つ一つのプレーに勇気がいると思った」と感動を語った。同じくＭＣ２年目の廣瀬氏は「今年はスキルやテクニックの素晴らしさも含めてお伝えできたら」と意気込んだ。

　「－ハイライト」は２７日から来年１月５日までの試合開催日と、決勝前日である１月６日の深夜に放送される。