シンガー・ソング・ライターの宇多田ヒカル（４０）が、女優・永野芽郁（２４）主演のフジテレビ系１月期ドラマ「君が心をくれたから」（来年１月８日スタート。月曜、後９・００）の主題歌を担当することが２４日、分かった。

　今作のために書き下ろした新曲で、タイトル・音源は初回放送内で解禁される。宇多田による月９ドラマへの主題歌の提供は、「ＨＥＲＯ」（０１年）の「Ｃａｎ　Ｙｏｕ　Ｋｅｅｐ　Ａ　Ｓｅｃｒｅｔ？」以来、実に２３年ぶりとなる。

　「君が－」は、長崎を舞台にしたファンタジーラブストーリー。主人公・逢原雨（永野）が、愛する男性・朝野太陽（山田裕貴＝３３）のために、ある宿命を負うことになる。

　フジテレビ編成部の草ヶ谷大輔プロデューサーは「今作の企画構想段階から、“このドラマの主題歌は宇多田ヒカルさん以外いない”と私の中で考えておりました」と宇多田に熱烈オファー。「ドラマの世界観にぴったりな、切ない物語にそっと優しく寄り添ってくれる楽曲となっております」と語った。

　宇多田は９日にデビュー２５周年を迎え、初のベストアルバム「ＳＣＩＥＮＣＥ　ＦＩＣＴＩＯＮ」、６年ぶり全国ツアーの開催を発表し、大きな話題を呼んでいる。２３年ぶりに歌声が帰ってくる月９で、物語をどう表現するか、注目を集めることになりそうだ。