山田邦子「M-1 2023」を総括 決勝で「0票」さや香へ「全然よくなかった」発言の真相語った
24日に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」で審査員を務めたタレント・山田邦子(63)が、決勝戦終了直後にデイリースポーツの単独取材に応じ、空前の盛り上がりを見せた大会を総括。優勝した令和ロマンへの思いや、放送終了直前に放った“衝撃の一言”についても言及した。
ハイレベルな大接戦の審査を終えた山田は、開口一番「とっても疲れた!」と本音を吐露。「今年はレベルが高すぎてね。審査で1番、2番を決めるって、やっぱり難しいですね。特に今年は思いました」と話した。
優勝した令和ロマンについては「面白かったですよ。トップバッターでガツンと来た。会場の空気をいきなり変えましたからね」と絶賛。ファイナルステージでのネタにも「お客さんの心をつかんだ、ちょうどいい決勝ネタだったし、若さでしょうかね。へばってなかったですね」と、その勢いを評価した。
山田自身は、ファイナルではヤーレンズに投票。「最後はね、好みだと思いますよ」としつつ、「私はヤーレンズの方が、ボケもツッコミもちゃんと立ってたかなと思いました。令和ロマンは、ボケのくるまさんの勢いが止まらなかった。天才的。そこが勝因だったのかな」と語った。
番組終了直前には、1stを1位通過しながらファイナルで1票も獲得できなかったさや香に「最後のネタ、全然良くなかった」と言い放って話題となった。「さや香の最初のネタはすごい面白かった。100点付けようかなと思いました」としつつ、「最後はね、あのネタやりたかったんでしょうね。あれがハマって、お客さんが自分の方に100%向いたらバッチリだったんでしょう。でも、前の2組がまったく違うネタだったから、そうはいかなかったんでしょうね」と分析した。
その上で、衝撃的な一言を放った理由を「(投票が)『ヤーレンズ』『令和ロマン』『ヤーレンズ』『令和ロマン』ってなって、さや香がなかったじゃない。その一言があった方が、さや香も救われると思って。『なんでやねん!』って終われるから」を説明。「だけどあいつら、いい根性をしてますよね。だって、もう優勝に手がかかってたのに、あのネタやるか?」と豪快に笑った。