卓球女子で５月に引退した五輪３大会連続メダリストの石川佳純さん（３０）が２３日に日本テレビ系で放送された「アナザースカイ」に出演。現役時代の心境を振り返った。

　７歳から卓球を始め、２００７年から２３年まで日本代表の重責を背負った。番組では、大会出場のため、現役時代に１０回以上訪れたスウェーデン（ストックホルム）へ。冬の北欧の街を歩きながら「自由！！目に映る全てが新鮮です、卓球やめてから」と瞳を輝かせる。明るくケラケラと笑う“素の姿”に、ＭＣの今田耕司も「こんなによく笑う人やったんですね。厳しい顔しか見てなかったから…。明るい！」と驚くと、石川さんも「自分でも想像以上に（表情が）違っててビックリしてます」と笑顔で話した。

　現役時代を「気が出てる、っていうか…。その顔を、今して、って言われてもできないんですよね、試合前の緊張した顔…」と石川さん。「（卓球は）心理戦の部分も大きくて。相手との距離がすごく近いので、顔の表情ももちろん試合中見えるし。お互いの読みあい。（だから）基本的にあんまり喜怒哀楽を出さない」「いきなり喜怒哀楽を出さないって難しいから、試合の日はもちろん、試合期間中は笑ったり、騒いだり…ないですね」と心理を読み取られないよう、ポーカーフェースを続けてきたことを打ち明けた。

　引退後の告白にネット上では「泣ける」「グッと心を掴まれた」「挑戦ってステキ」「感動した」などの声が。また、プレッシャーから解き放たれ、生き生きとした姿に「綺麗すぎる…」「めっちゃ綺麗になってる～」「女優みたいに可愛くなってる」「ちょっと北川景子みが出てきたな」「女優さんかと！」などの書き込みも相次いでいた。