昨年食道がん「退治」の秋野暢子、念願だった「特別な場所」ハワイを訪問 「私に闘う力を与えてくれました」
昨年6月、頸部食道がんの重複がんでステージ3と診断され、放射線と抗がん剤治療を受けた女優・秋野暢子が27日、自身のブログを更新。がん克服へのモチベーションとしていた憧れの地を再び踏んだことを報告した。
秋野は「病室で思った事」と切り出すと、「20回目の放射能治療に差し掛かった頃 放射能線で喉の中も表も焼けて 喉の中には剣山が………………喉の表も火傷で真っ黒け………………食べられるものはアイスとプリンとか………………。それも痛く痛く悲鳴をあげてました」と闘病中の苦しい思い出を回顧した。
そうした中、たまたま友人がハワイを楽しんでいる様子をSNSで見つけ、「病室の私はとっても羨ましくて。すこしヤキモチを焼いてしまいました」。秋野にとってハワイは「特別な場所」といい、「マウイ島に小さな家があった時期には赤ちゃんだった娘を連れて毎年訪れ、親しくしてくださる大切な友人もでき」たという。
「そうだ!しっかり鬼退治してもう一度ハワイに行こう!しっかり鬼退治するぞ!ハワイの想い出は私に闘う力を与えてくれました」とモチベーションになったという。
今年3月、内視鏡手術で横隔膜辺りにできていた腫瘍(2つ)を取り、結果的に大小計7個あったがんについて「7つ全部消えました」と説明。「鬼退治終了しました」と「がんサバイバー」として啓蒙活動も行っている秋野だが、「そして今、寛解を迎えハワイに居ます」と念願だったハワイ旅行をついに実現させたことを報告した。
「まだまだ油断は出来ないサバイバーだけど、1つ願いを叶えることが出来ました。鬼と闘ってるファイターの方々 勝ち抜いて願いを叶えて下さい。笑顔でファイトです」とともに闘う仲間へ呼びかけていた。