宝塚 村上新理事長、就任後初会見で深々謝罪「大変ご心配、ご迷惑を」 雪組トップ退団会見に同席
宝塚歌劇団の村上浩爾理事長が27日、大阪市内で行われた雪組トップスター・彩風咲奈の退団会見に同席した。
9月に宙組劇団員の女性(当時25歳)が急死した問題で、前任が引責辞任し、今月1日に就任した村上理事長。今回、初めて会見の場に臨み「現在の宝塚歌劇団の状況につきましては、大変ご心配をおかけしていますこと、おわびいたします。また公演スケジュールの変更についても、大変ご迷惑をおかけして重ねておわび申し上げます」と深々と頭を下げた。
さらに遺族側との面会について「具体的な時期を申し上げられず、大変申し訳なく思います。みなさんにお知らせできる段階になりましたらみなさんにご報告いたします」と語った。
また会見冒頭、司会者から彩風への質問は、退団に関することだけに限ると説明。だが実際に会見に入ると、宙組の事件に絡んだ質問も飛んだが、彩風は言葉を選び、誠実に応答。村上理事長は全て彩風に対応を任せ、再びマイクを握ることはなかった。
急死した宙組劇団員の遺族側とは、2度面会。来年1月半ばに、3度目の面会が行われる予定となっている。