来年卒業の彩風咲奈「宝塚を愛する気持ちだけは本物」 宙組劇団員が急死 厳しい質問にも真摯に対応
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来年10月に退団する宝塚歌劇団雪組トップスター・彩風咲奈(あやかぜ・さきな)が27日、大阪市内のホテルで会見した。
「トップに就任したときから、次の大きな仕事は卒業だと思っていたので」とトップの宿命を語った彩風。「どんな状況の時にも、自分が何をするべきか問い続けながら、舞台に立ってきました。みなさまを、雪組を、宝塚を愛する気持ちだけは本物」と真摯(しんし)に、精いっぱいの言葉を紡いだ。
また会見冒頭、9月に宙組劇団員が急死した問題に関し、同席した村上浩爾理事長(56)が「現在の状況につきまして、大変ご心配をおかけし、おわびいたします」と謝罪。遺族側との面会について「お知らせできる段階になりましたら、ご報告いたします」と語った。
彩風の退団公演は『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』で、宝塚大劇場が2024年7月6日~8月11日、東京宝塚劇場が8月31日~10月13日。