大みそかの「第７４回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・２０）のリハーサル第２日が３０日、東京・渋谷のＮＨＫホールで行われた。初司会のタレント・有吉弘行（４９）が、ともに初司会を務める女優の浜辺美波（２３）、２年連続司会の橋本環奈（２４）らと登壇。「想像以上にドタバタしていて大変で。現状は大体でやってます」と明かし、「緊張していません」と言い切る浜辺、橋本とは対照的に弱気発言を繰り返した。

　会見場に現れた有吉は「現状は大体でやってます。何も正確にできていない」と、いつになく弱気なフレーズを並べた。

　司会以外にも、お笑いコンビ・猿岩石として１９９６年にリリースしたヒット曲「白い雲のように」を昨年に引き続いて披露予定。同曲を手がけた歌手・藤井フミヤ（６１）とコラボする。昨年にダチョウ倶楽部の肥後克広（６０）、寺門ジモン（６１）らとゲスト出演し、同曲を歌唱したが「（昨年と）全然違います。去年はお笑いの方と一緒にやっただけなんで」と苦笑い。「（今年は）フミヤさんと一緒なので、緊張しています。家に帰って練習」と露骨に態度を変えて笑わせた。

　２年連続２回目の司会となる橋本は「明日がすごく楽しみ。緊張はしていません」と笑顔。有吉とともに初司会となった浜辺も「当日どうなるか」と言いながら「（緊張は）今日の段階ではあまりしてないです」と頼もしく言い切った。

　今年の漢字を聞かれた橋本は「『時』です。こんなに１年って早かったかな」と充実の１年を振り返った。浜辺はヒロインを演じた同局の連続テレビ小説「らんまん」の思い出を明かし「『爛漫』の『爛』」と回答。「１年の半分ぐらい『らんまん』と過ごしました。笑顔があふれる１年でした」とまとめた。

　２人の司会者がよどみなく答える中、有吉は「漢字一文字が思いつかないです…」と困惑。「『らんまん』の『漫』で。もう、全力っていう感じです」と浜辺に乗っかり爆笑させていた。