宝塚歌劇団の雪組トップスター・彩風咲奈と同トップ娘役の夢白あやが２日、東京宝塚劇場でＷ主演を務める公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」と「ＦＲＯＺＥＮ　ＨＯＬＩＤＡＹ」（１月３日～２月１１日まで）の公開通し稽古を行った。

　「ボイルド－」は「シャーロック・ホームズ」の生みの親コナン・ドイルを主人公にした物語。作家と同時に医者でもあったコナンを演じる彩風は「毎回毎回自分が想像力を働かせて、想像、妄想、夢をいっぱい膨らませて」役柄に没頭していることを説明。「きっと本人もすごいエネルギーを使って生きていたと思うので、私もいつも舞台には命を燃やしているけど、さらにパワーを倍増させて挑んでおります」とやる気を見せていた。

　「ＦＲＯＺＥＮ－」はクリスマスからお正月をテーマにした、雪組結成１００周年にふさわしい華やかなショーになっている。このショーのため米作曲家フランク・ワイルドホーン氏が手がけた楽曲を彩風が「諸先輩方やお客さまの顔を浮べながら大切に歌いたい」と語ると、夢白も「お芝居とショー、ともに大変明るい作品となっているのでお客さまが元気でハッピーになっていただければ」と笑顔で見どころを語っていた。