石井亮次アナ 父からの仕送りの謎解ける 初の1人暮らしでなぜか阪神のバット1本
元CBCでフリーアナの石井亮次アナウンサーが2日、TBS系「家族愛が爆発だ!」に出演。就職が決まり、初めて1人暮らしをした際に、父親から送られた意外過ぎる仕送りの品を紹介した。
石井アナは、00年にCBCに入社。初めての1人暮らしとなったが、その時に父親が仕送りを送ってきたという。段ボールに入っていたのは1本のバット。「Tigers」の文字が入っており、石井アナによると「85年、日本一になった時に掛布さんが使っていたバット。これが就職直後に父親から送られて来た仕送りです」と説明した。
石井アナはこのバットをテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に出品したことがあったといい、その時は「チームのマスコットバットであって掛布さんのバットではない、1万円」という鑑定だったという。
だがその後、石井アナは甲子園にバットを持参。偶然解説に来ていた掛布氏にバットを見せたところ「それを握られて『これは間違いなく私のバットです』と。でも31番は入ってません、私も使っていたチームのバットだと」とお墨付きをもらい、その場でサインももらえたという。
しかし、なぜ仕送りがバット1本だったのか?すでに父親は15年に他界しており、真意は不明。そこで母親に聞きに行った。
母親は、石井アナをしょっちゅう甲子園に連れて行っており、「球場の雰囲気を見て実況、言えたでしょ?ものまねして。球場に行って、見て言えてるのは、あの時に芽ばえたのかなって。原点かなって」と、アナウンサーの原点が甲子園にあると指摘。
石井アナも「小学校3年で甲子園とか野球場によく連れてってもらって、実況してるおっちゃん、かっこいいなって思って。クラスでマネしてた」と振り返り。母親は「多分、これで頑張って阪神と一緒に大きくなって欲しいという思い。お守りとして」と、父がバットを送った真意を説明していた。