鳩山由紀夫元首相 原発火災の「誤報書き込み」に最難関高→東大の長男が「撤回求めている」も7時間削除されず
鳩山由紀夫元首相が2日にX(旧ツイッター)につづった能登半島地震に関する書き込みに対して、長男の紀一郎氏が4日、「父には撤回を求めました」とつづった。
鳩山氏は「元旦の能登半島地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、寒さの中被災された方々にお見舞いを申し上げます。気になるのは志賀原発で、爆発音がして変圧器の配管が破損して3500ℓの油が漏れて火災が起きた。それでも大きな異常なしと言えるのか。被害を過小に言うのは原発を再稼働させたいからだろう」と記述。1日に起きた地震で、志賀原発で火災が起きたと記した。
しかし、変圧器の火災は、作業員による誤認であることがすでに報じられている。しかし、鳩山氏は、4日になっても削除や訂正をしなかった。
紀一郎氏はこの日午後1時20分、父のポストを引用し、「こちらのポストにつきまして、父には撤回を求めました」と書き込んだ。しかし7時間、削除されることはなかった。紀一郎氏は、最難関高校として知られる筑駒高から東大工学部に進学。次の衆院選で国民民主党から出馬を予定している。