日本を代表する写真家・篠山紀信さんが４日、都内の病院で死去した。８３歳だった。１９９１年に篠山さん撮影のヘアヌード写真集「Ｓａｎｔａ　Ｆｅ」を出版した女優の宮沢りえは５日、自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新。篠山と２ショットで爆笑する映像を投稿し、篠山さんを悼んだ。

　宮沢が投稿した動画は、撮影時期等は未定で音声は出ないものの、篠山さんと２人で画面を見つめ、顔をくしゃくしゃにしながら大爆笑するもの。わずか６秒ほどの動画に、２人の交流の深さがしのばれた。

　篠山さんは１９９１年、女優・樋口可南子の写真集「ｗａｔｅｒ　ｆｒｕｉｔ」で、日本ではタブーとされてきたヘアヌードを“解禁”一大ブームの火付け役となった。とりわけ「Ｓａｎｔａ　Ｆｅ」は、人気絶頂の１８歳女優である宮沢のヌード写真集で、一般朝刊紙に広告が掲載されるなど日本中を驚愕（きょうがく）させる話題に。１５０万部を超えるメガヒットを記録した。