梅宮アンナ、飛行機でのペットの貨物室行き「私にはあり得ない」 航空会社の同意書は「恐ろしい誓約書」「勝手なことばかり」
タレントの梅宮アンナが5日、自身の公式インスタグラムを更新。2日に羽田空港で発生した日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故で、日航機の貨物室に預けられたペットが救出できなかったことを受け、悲痛な思いをつづった。
梅宮はインスタグラムで、昨年3月に自身が2匹の犬を連れて日本から米ロサンゼルスに飛行機で渡航した際のエピソードを紹介。「航空会社は、ユナイテッド航空さんを選ばさせて頂きました。ユナイテッド航空さんだけが、エコノミーでケージに入れて足元に乗せる事ができました。感謝でした」と明かした。
さらに「通常では、ロサンゼルスへ行くときは、私達は、シンガポール航空、全日空を使っていますが、残念な事に犬は貨物室行きでしたから。。貨物室私にはあり得ないから。。」と、貨物室に犬を預ける選択肢がなかったことを強調。その上で、国内や海外の長距離移動の際には「私の選択は基本動物達をおいて行き、自宅にお世話をする人を呼びます。どーしても犬を連れて行く時は、車や、船、電車移動をする事を選びます。生き物を飛行機の貨物に預けるなんて私には絶対にできなくて。。」と宣言した。
全日空ではペットとともに搭乗する場合は、貨物室に預けた上で「私は貴社航空便による私のペットの輸送にあたり、当該輸送中に発生したペットの死傷について、その原因が、ペット自身の健康状態や体質等(気圧・温度・湿度・騒音による影響を含む)、ペット自身の固有の性質・状態にある場合、もしくは、天候等の影響による飛行状況や梱包の不備等にある場合、貴社に対して一切の責任を問わないことに同意いたします」などとした同意書に署名する必要がある。この点にも触れ「恐ろしい誓約書を書かされてしまうから。勝手なことばかり書いてあるし。緊急時には連れて行けないとか、責任は一切おえませんetc…」と、こうした書面への不信感も示した。
一方で、「生き物が人間と同じ扱いになってくれる事をずーと望んでいるひとりです。生き物が好きで一緒の生活をしている人、そうじゃない人。とてつもない温度さがあります。アレルギーもありますからね」と、ペットとの同乗が現状では難しいことにも理解を示した梅宮。「今回の事故を元に、何かいい方法が新たに生まれたらいいとも思います。海外のよい部分を導入したり検討をしたり」としつつ、「現実、現状が変わらないのであれば、どうか、生き物を簡単に飛行機の貨物や、乗り物に乗せる選択はしないでほしい」と飼育者に訴えた。