「キン肉マン」作者、ライバルの「キャプテン翼」連載終了にショック「少し心が折れかけている」
「キン肉マン」などのヒット作で知られる漫画家「ゆでたまご」の嶋田隆司氏が5日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。「キン肉マン」と同時期に週刊少年ジャンプで連載がスタートした人気サッカー漫画「キャプテン翼」の連載終了が発表されたことに言及し、衝撃の大きさを明かした。
嶋田氏はXで「高橋陽一くんの『キャプテン翼』最終回のニュースはショック。キャリアはゆでたまごの方が2年上回るが 年齢は全く同じ。当時はライバルでバチバチのアンケートの上位争いをしてお互い切磋琢磨がありジャンプ黄金時代を牽引してきた盟友」と、キャプテン翼の作者・高橋陽一氏の連載終了発表を受けた正直な心境を吐露した。
さらに「このごろはお互い友としてご飯とかいったりしていたのに、、、」と近況も明かした上で、「陽一先生が下した決断だから私がとやかくいうことではないが やはりキャプ翼があったから『キン肉マン』も頑張ってこれた。少し心が折れかけている」と、“最強”のライバルが姿を消すことへの無念さをにじませた。
「キャプテン翼」は1981年の第18号から週刊少年ジャンプで連載が開始され、83年10月にテレビアニメ化されるなど大人気に。日本中にサッカーブームを巻き起こすきっかけとなった。「キン肉マン」は一足早く、1979年の第22号から連載スタート。「キャプテン翼」と同じく83年4月からアニメ化され、当時の男子小学生の中で人気を二分するメガヒット作となっていた。