市川團十郎 12歳長女のせりふの量「多めに」と注文 舞台共演「せりふがちょっと苦手、あえて挑戦を」

 公開舞台稽古前の囲み取材に応じた(左から)市川新之助、市川團十郎、市川ぼたん
 カメラに向かって手を振る(左から)市川新之助、市川團十郎、市川ぼたん
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 歌舞伎俳優の市川團十郎(46)が5日、東京・新橋演舞場で6日に開幕する初春歌舞伎公演「平家女護嶋 恩愛麻絲央源平-SANEMORI PARTⅡ-」(25日まで)の公開舞台げいこと囲み取材に市川新之助(10)、市川ぼたん(12)と出席し、わが子の成長を願う父の思いをうかがわせた。

 今作は近松門左衛門の代表作のひとつ「平家女護嶋」を新たな解釈と演出で練り直した新作。團十郎は俊寛、常盤御前、実盛の3役を演じ、ぼたんが実盛の娘・ひな鶴を、新之助が常盤御前の息子・牛若丸を演じる。

 せりふが多いことについて「早く覚えることはできたんですけど…」と振り返ったぼたん。この言葉を受ける形で團十郎は「(ぼたんは)舞踊家なので踊りが中心で、せりふがちょっと苦手だなと思っているところもあったので、あえて挑戦してもらいたいと、せりふを多めにしてくださいとお願いした」と告白。「やっぱり今のうちにちゃんとやっておかないと」と続けた。

 2人の子どもの成長具合については「とてもすくすくと、のびのびと、しっかりと」と頼もしげで「私が見る限り、すくすくと育ち、精神年齢は私が一番幼い。この現実はしょうがないので、親としてできる限りのことを最低限するのみです」と話していた。

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