「女子大生シリーズ」第1号 宮崎美子 篠山紀信さん追悼「出会いが無ければ今の私はありません」

 時代の顔を激写してきた写真家の篠山紀信(しのやま・きしん、本名紀信=みちのぶ)さんが4日早朝、老衰のため死去したことが5日、分かった。事務所と小学館が発表した。83歳。東京都出身。妻は元歌手の南沙織さん(69)、次男は俳優の篠山輝信(40)。葬儀は遺族の意向により近親者で執り行う。

 女優の宮崎美子(65)が5日、所属事務所を通じてコメントを発表し、篠山紀信さんを悼んだ。

 篠山さん撮影の週刊朝日「女子大生シリーズ」の第1号として表紙を飾ったことがデビューのきっかけとなった宮崎。「篠山さんとの出会いが無ければ今の私はありません」と感謝し、「あのくりくりしたちゃめっ気あふれる瞳と、笑顔で周りを明るく照らす方でした」としのんだ。

 デビュー40周年となった20年には篠山さんが撮影したカレンダーを発売し、ビキニ姿も披露。撮影後に「『10年後のデビュー50周年の時もお願いします』という私の申し出に『それは無理でしょ』と大笑いされていたのが楽しい思い出です。感謝の気持ちともうお目にかかれない寂しさでいっぱいです」と追悼した。

 「女子大生シリーズ」からは女優の大塚寧々、真野あずさ、アナウンサーの膳場貴子、小島奈津子、下平さやか、タレントの高田万由子らが世に羽ばたいた。

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