お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが６日、ニッポン放送「サンドウィッチマン　ザ・ラジオショーサタデー」に出演。能登半島地震の被災地へ向けて派遣中のトイレトレーラーの現状について説明した。

　サンドウィッチマンが発起人として開設した「東北魂」の義援金で購入したトイレトレーラーが被災地へ派遣することが４日に寄贈先の宮城県気仙沼市から発表されていた。

　伊達はこの日、「今、向かってるんですよ。輪島市の輪島私立鳳至（ふげし）小学校というところに今、向かっているという。避難場所で６００人ぐらいの方が避難されてる場所なんですって」と最新情報として報告した。

　「本来ならきのう着く予定だったんだけど、やっぱり道路状況があまり良くない。がれきもあって、周辺道路の道幅が狭くなって、トイレトレーラーの侵入が困難という判断もあって」と、到着が当初の予定よりも遅れていることを明らかにしたが、「でも着実に向かっているということで」と説明した。

　東日本大震災の被災地を訪ねた経験から、「我々が東北の避難所回ったときに、『一番大変なのはトイレなんです』っていろんな方から聞いて。義援金、何に使おうかってなったときにトイレトレーラーいいじゃんってなったんですけど」とトイレトレーラーを購入にいたった経緯を改めて説明。「本来なら、活動しないのが一番なんですけど、今回初めて被災地に入って」と話した。

　さらには、東日本大震災での経験を踏まえ、「簡単には被災地には入れない状況ということなので。ボランティアとかね、今すぐ行って手伝いたいと言う方もたくさんいらっしゃると思うんですが、一瞬、様子見たほうがいいかもね」と状況が落ち着くまで被災地へ向かわないよう自重を呼びかけていた。