鎧塚俊彦氏 ペットの飛行機内持ち込みを「再検討する必要」と主張 「荷物のように扱う事には反対」「同伴での避難禁止は道義上無理」

 パティシエの鎧塚俊彦氏が6日、自身の公式インスタグラムを更新。2日に羽田空港で発生した日航機と海上保安庁の航空機の衝突事故で、日航機の貨物室に預けられたペットが救出できなかったことを受け、ペットの座席持ち込みについて「再検討する必要があるのでは」などと私見をつづった。

 鎧塚氏は飛行機事故の犠牲者やペットの家族らに哀悼の意を表し、乗客の命を守った日航機の乗務員に感謝を示した。その上で「私はペットを荷物の様に扱う事には基本的には反対です」と主張。「例えば新幹線の大型荷物席の様に最後尾一列のみ一組一匹、三組限定(裏付けの無い仮の数字です)等で許可出来ないものでしょうか?動物アレルギーや苦手な方も多くいらっしゃいますのでその方々には前方に座って頂き搭乗も時間差に出来ないものでしょうか?」と、ペットの機内持ち込みを望む思いをつづった。

 そして「機内搭乗した場合は緊急事態に際してペット同伴での避難の禁止は更なる混乱を招き道義上にも無理が生じますので搭乗許可は即ち緊急避難も許可するという事になると思います。そういった事が現実問題、可能なのでしょうか?」ともコメント。持ち込んだ場合、緊急時の脱出の際に手荷物と同様に放棄することは許されないと主張した。

 加えて「今後図られるであろうより一層の安全強化に加えて、もし新たにペット避難の必要性が出た場合、クルーの皆様の負荷がどれほどの程の事になるのでしょうか?。当然それはコストにも影響してきてペットの搭乗費用の上乗せになり、飼い主様のご負担になる事は仕方が無い事でしょう。今までもそれらの事は検証されてきたに違いありません。しかしこれを機に、もう一度、航空関係者、危機管理、医師、動物愛護家などの専門家により再検討する必要があるのではないでしょうか」と訴えた。

 最後に「本来ならペット達の意見も聞かなければなりませんがペット等は話せません。その分、私達がペットの思いを尊重し、それぞれの分野の異なった考え方と立場を理解し、歩み寄れる所は歩みより航空会社もクルーもお客様も乗客もペット達も安心で安全な空の旅を楽しめる様に何卒ご尽力を宜しくお願い申し上げます」と締めくくった。

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