城南海 デビュー15周年で手応え「携帯の変換で名前が一発出る」
歌手の城南海(きずき・みなみ)が7日、都内で、デビュー15周年記念コンサートを開催。ファン500人に向け、デビュー曲「アイツムギ」から24日発売の最新アルバム「爛漫」の収録曲を含む全17曲で感謝を届けた。
鹿児島・奄美大島出身で、奄美民謡「シマ唄」にルーツを持つシンガー。節目を迎え、「大先輩方と比べればまだまだだけど、ここまで唄を歌い継いでこれた。これまでのたくさんの出会いに感謝したい」と頭を下げた。
歌手生活15年で思い出深かったことを「デビューした頃は名前を“じょうなんかい”と焼酎みたいに間違えられていたけど、携帯の変換で一発で出るようになった。嬉しかった」と発表。知名度向上に笑みを浮かべた。
コロナ禍で楽器にチャレンジし、音楽の幅を広げている。「バンドメンバーから新しい楽器をもらったので、いつか披露したい」と語り、「もっと素敵な音楽を海外にも発信して、皆でウタアシビ(歌って遊ぶという意味)したい」と海外進出の野望を掲げた。