山本太郎氏 岸田首相と馳知事に能登半島の交通コントロールを提案 現在の政府・県の対応を「何も解決されない」と批判

 れいわ新選組の山本太郎代表が7日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。1日に発生した能登半島地震の被災地を訪問して視察した内容を公開し、岸田文雄首相と石川県の馳浩知事に提言を行った。

 山本代表はXで、石川県の能登町、珠洲市で当事者の声を2日間にわたって聞きとったと説明。その上で、岸田首相と馳知事の名を挙げ、提案。「特に県知事には政府に強く要求いただきたい」とした。

 山本代表は「政府は、能登半島地震の被害をどれくらい深刻に受け止めているだろうか」と、政府の対応を疑問視。地震の発生場所が半島であり、陸路での輸送ルートは限定されていることなどを挙げ、「【提案◎ 半島の根っこ手前に関所(検問)を置き交通をコントロールせよ】 住民とその家族、特定の支援団体、行政・政府関係者、それらから業務委託を受けている業者、報道など復旧復興に関わる関係者以外は、一定期間、能登半島への出入りを制限する」とした。

 馳知事は、交通網などの問題から、個人レベルでの石川県来県を見送るように要請。政府も現地入りを控える決定をした。そんな中で現地入りした山本代表は「現在、国や行政で行われているのは、『来ないでください』とのお願いと与野党国会議員と総理大臣の現地視察を控える申し合わせ、というズレた対応のみ。これでは本質的な問題は何も解決されない。今の状況のままでは本来、ボランティア受け入れは長期間無理であり見通しは全く立たないはずだ」と、政府と石川県の姿勢を強く批判。「ボランティア受け入れに関しては、半島の根っこの関所で交通をコントロールした上で、主要駅からシャトルバスを出し、ボランティアセンターとのピストン輸送を基本とするべきである」と持論を展開した。

  その後も、立て続けに長文を投稿し、【提案◎ 大幅増員のプッシュ型支援を】【提案◎ ニーズを聞きとるではなく、支援メニューを示せ】【提案◎ 現場を見ろ。安心させろ】【提案◎ 広域避難を求める】【提案◎ ノウハウある者の雇用・経済的支援を】【最後に◎ いわゆる避難弱者への配慮】と多くの提案を実施。「以上、現地から荒削りの文だが、現時点で確認した上で政府に提案し、県知事にも政府に強く要求していただけるよう要望する」と強く訴えた。

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