吉高由里子 「走り抜けるしかない」 大河「光る君へ」放送スタート

 女優の吉高由里子(35)が7日、京都市内で行われたNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜、後8・00)の初回放送パブリックビューイングとトークショーに出席した。紫式部役で主演する吉高は、紫式部とソウルメイトとなる藤原道長役の柄本佑(37)と、息の合った掛け合いで会場を沸かせた。

 作品の主な舞台となる京都でのイベント。19・5倍の抽選を勝ち抜いて集まった観客を、吉高が「1月から運を使い果たして…」とイジると、柄本も「大丈夫ですか?」とおどけて笑いを誘った。

 座長ぶりに話題が及ぶと、吉高は「なんでぶっ込むのよ。アンケートに書いてなかったじゃん」と照れまじりに大慌て。柄本は「吉高さんが来ると明るくなる。藤原さんたちは権力争いしていて重いところがあるけど、現場が明るくなるのでみんな待ちわびている」と、吉高が共演者やスタッフから愛されている様子を明かした。

 この日、1年間にわたる放送がスタート。吉高は「始まったら止まれない。一生懸命、走って、走って、走り抜けるしかない」と気を引き締めた。

 イベント前には、紫式部が恋の成就を願って参拝したとされる上賀茂神社を参拝。平安時代のたたずまいを残す同所での撮影を熱望した吉高は「スタジオで撮っていたら空がない。私たちも京都に泊まりたいし」と神社関係者に、柄本とともにいたずらっぽい笑顔でアピールしていた。

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