中田カウス会長 若手コンビを絶賛「何を言っても許される」「かわいらしさ持ってる」上方漫才協会大賞

 2023年に活躍した芸人を表彰する「第九回上方漫才協会大賞」が8日、大阪・なんばグランド花月で開催され、ダブルヒガシが49組の中から大賞を獲得した。

 ダブルヒガシは昨年、ytv漫才新人賞とABCお笑いグランプリの2冠をさらった若手実力派コンビ。上方漫才協会の中田カウス会長(74)は「漫才は絶えず変化を繰り返しながらというのが大事。ダブルヒガシは新ネタに向き合う気持ちが強かった。仕上がりもよかった」と評価した。

 芸歴8年目以下を対象にした新人賞には19年結成のタイムキーパーが選ばれた。カウス会長は2組を「漫才師としての愛嬌、かわいらしさを持っている」と絶賛。ダブルヒガシを「何を言っても許されるというか、持ち味ですね。その持ち味に気づいていないかわいらしさ」とさらにほめちぎった。

 ダブルヒガシの大東翔生(30)は「いいスタートダッシュを切れた」と喜び、「僕らは次で(結成)11年目。関西の賞レースはほぼ出られないので、M-1一直線!」とぶちあげた。

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