西島秀俊が衝撃暴露 「意外に芦田さんはポンコツ」 親子役の愛菜は「物にぶつかったり、コケたりしている」
俳優の西島秀俊(52)が8日、東京音楽大学池袋キャンパスで行われたTBS系主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(14日スタート。日曜、後9・00)の制作発表会見に共演の芦田愛菜(19)らと出席した。
同局の看板枠・日曜劇場で放送される同作は、音楽以外はポンコツの天才指揮者の父(西島)と、その父を拒絶し音楽を嫌う娘(芦田)の親子愛を描く。
西島と芦田は初共演で親子役。台本上はポンコツの父親としっかり物の娘の話というが、西島は「意外に芦田さんはポンコツ」と明かし「しょっちゅう物にぶつかったり、コケたりしている」と暴露。結果「ただの“似たもの親子”がけんかしているようになっている」と思いがけぬ化学反応を喜んだ。
“父”による思わぬ暴露に芦田は「否めないです」と苦笑。実際にそのポンコツぶりが転じて「怒って階段を上がるシーンのリハーサルで転んだら、監督に『いいね』って採用されて」と一つのシーンになったことを告白した。
また、この日が成人の日ということにちなみ、西島は「映画に関わりたいということを周りに言っていた」と、21歳で俳優デビューした当時を回想。そのうえで「本気でやりたいことを言うのは恥ずかしいけど、その秘めた思いを表に出して」と新成人へ向け、アパッシオナート(音楽用語で「情熱的」の意)にエール。6月に20歳を迎える芦田は「言霊ってあるような気がしていて。その言葉を胸に刻んで20歳を迎えたい」と背筋を伸ばしていた。