俳優の生田斗真（３９）が、映画「告白　コンフェッション」（５月公開）に韓国のヤン・イクチュン（４８）とダブル主演することが９日、分かった。「カイジ」の福本伸行氏が原作、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏が作画と、漫画界のヒットメーカーがタッグを組んだ伝説的コミックの映像化となる。

　雪山で親友同士の２人が遭難。死を覚悟した１人は過去の殺人を告白するが、山小屋が見つかり、一命を取り留めてしまう。気まずい２人の一夜がスリリングな密室劇として描かれ、聞いてしまった浅井を生田、告白してしまったジヨンを「あゝ、荒野」（１７年公開）などで知られるイクチュンが演じる。

　２０１８年に企画が立ち上がり、コロナ禍で２度の撮影延期を経験。韓国きっての演技派と対峙（たいじ）した生田は「イクチュンさんの怖い顔と、それにおびえる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います」と回想した。