ザ・ローリング・ストーンズ、小会場でのレア曲満載ライブ盤を3・8リリース
昨年、18年ぶりのスタジオ・アルバム「ハックニー・ダイアモンズ」をリリースしたザ・ローリング・ストーンズが、2002年11月22日に2000人規模の小会場で行われたレア曲満載のライヴを収録した「ライヴ・アット・ザ・ウィルターン」を3月8日に発売することが10日、発表された。
ストーンズは当時、40周年記念アルバム「フォーティ・リックス」を引っさげて行われた「リックス・ワールド・ツアー」中。本作が収録されたのはロサンゼルスのウィルターン・シアターで、バンドは「ストレイ・キャット・ブルース」や「ノー・エクスペクテーションズ」、ソロモン・バークを迎えた「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」などを演奏した。
トム・ペティ、ニール・ヤング、シェリル・クロウ、ジョニー・デップ、スティーヴン・スティルス、エディ・マーフィーらが観客として見守る中、今までで最高のショウの一つと言われるほどのライヴを見せつけた。
ポール・セクショトンのライナーノーツで、メンバーは次のように述べている。
ロニー・ウッド「ツアー全てを、お決まりの内容のショウで乗り切りたくなかった。思いもよらない曲をやりたかった」
ミック・ジャガー「(ロニーの言葉を受けて)その方が、観客にとってもバンドにとっても、より面白いし。今まで以上にセットリストを作るのに時間をかけて考えているよ」
キース・リチャーズも「ツアー中に、天気が悪かったり、バンドの半分くらいが何らかの理由でダウンしていたりすることも、時にはある。でもそういう明らかに憂鬱(ゆううつ)な日を除いては、驚くほど新鮮な感覚がみんなの中にある」
商品の形態はDVD+2CD、ブルーレイ+2CD、2CD、3LP(3種類:ブラック[輸入盤のみ]、ゴールド=UNIVERSAL MUSIC STORE限定[輸入盤のみ]、ブラック&ブロンズのマーブル=RS No.9[HARAJUKU店舗&特設サイト]限定)。